NOVELS
語り人@Teller@++が著作した小説についての紹介です(工事中)。
【回顧録って?】
ある事件、事象や時代に関する自らの経験を記したもの。(wikipediaより)
The Memoirs 9th(回顧録第9部)
処女作(2016年9月~より、小説家になろうにて連載中)。
ちなみにタイトルの「第9部」は「作者が考えた9番目の物語」という意味なので、
第1部~第8部からの続き物とかそういう訳ではありません(独立した話です)。
現在コミックマーケットにて、Web版の内容を編集・改稿した同人誌版を頒布中です(WORKS参照)。
【副題】『これが、世界の選択か……』
【作品紹介】
架空の現代世界で繰り広げられる衝撃的ユニバーシティライフ!
鬱屈した日々を送る青年の日常は、幼馴染との再会と魔術との出会いにより一変!
赤煉瓦の港街で繰り広げられる、魔術有りSF有りのサイエンス・ファンタジー!
これはほんの些細で、そして奇妙な一季節の物語の始まり始まり……。
【どんな作品?】
大学を留年した主人公がある日魔術の存在を知り、得体の知れない怪物との戦いに巻き込まれていく話です。
舞台は現代ですが、我々の現実世界と異なる歴史を歩んだ架空の日本です。
主人公の周りには知的な居候やお金持ちの幼馴染、謎の金髪少女、好青年なお坊ちゃまといった人物が登場します。
ジャンルは異能バトル・架空戦記・SFファンタジーです。
序盤は魔術に目覚めた少年少女達が謎の怪物相手に戦いを繰り広げていく異能バトル展開ですが、中盤以降は架空戦記(ヒノモト国の歴史)やSF要素が顔を出し始めます。
遅筆ですが、既に結末までプロットが完成しているため長い目で見ていただけますと幸いです。
【同人誌版各巻あらすじ】
第1巻 『非日常との邂逅』(旧題:魔術師の覚醒) 第1話~第6話
『これは、まだ空が青かった頃の話――――――』
西暦2012年4月。ヒノモト国。
この物語の主人公、カーク・高下(たかした)は、大学を1年留年した冴えない19歳。そんな彼は同じ家に暮らす少女、桜散(さちる)に連れられ気が乗らないまま大学へと向かう。
大学で新たな出会い、そして帰り道では懐かしの出会いを経験したカークは、その夜奇妙な夢を見る。
一方その頃、彼の住む都市井尾釜(いおがま)では、人が行方不明になる事件が多発していた。
今まで経験したことのない「非日常」との邂逅を経て、カークはどんな出会いをし、そしてどんな選択をしていくのだろうか?
『ここに、私の人生に決定的な影響を与えた「彼」との出会いの経緯を語りたい――』
第2巻『魔術師の集いし場』 第7話~第12話
カークは、自分の街で起きている行方不明事件が魔術師を狙う正体不明の存在、『仮面の怪物』によって引き起こされていることを、桜散の父親、理正(りせい)から知らされる。
とはいえ、彼にとっての目下の問題は、大学初日に出会った2人の少女、譲葉(ゆずりは)とアレクシアの事であった。
譲葉が思い詰めるに至った彼女の縁談問題は、縁談に不満を持つ彼女の許嫁、総一郎(そういちろう)と、 双方の両親と旧知の仲たる理正の仲介もあり、解決の兆しが見えつつあった。
その一方でもう1人の少女、アレクシアはどういう訳か、初対面であるはずのカークにやたら親しげに接してくる。そしてその様子を見た桜散は、何やら不穏な感情を抱き……。
魔術師達の戦いが、遂に本格的に幕を開ける!
第3巻『世界革命の呼び声/筋違いのハッピーエンド』 第13話~第18話
異空間を探索し、行方不明者達を救出する――。
この考えを胸に、魔術に覚醒した仲間達と共に異空間を駆けるカーク。異空間に飲まれた総一郎の救出と彼の魔術覚醒により、その勢いは調子づいていた。
そんな中、一緒に異空間探索に臨むアレクシアから、新たな異空間が見つかったとの連絡が届く。そこから辿り着いた異空間の中で、カーク達は衝撃的な出来事を経験することになる。
更に、大学で起きた騒動から明るみになるカークの過去。
そして従者に密かな想いを抱く総一郎の恋の行方は?
『正直、この後に起こったであろう出来事を想像すると、私にはこの結末がハッピーエンドとはとても思えない――』
第4巻『揺らぎ煌く世界/これも1つのif』 第19話~第22.5(0)話
行方不明者を全て救出、大学で暗躍するテロリストも撃破し、総一郎の恋の問題も解決したカーク達。彼らに残る問題は、桜散と両親の関係のみ。
そんな中、カークは己の内にある桜散への思いを自覚し始める。
思いを伝えようとする彼であったが、そう易々と行くのだろうか?
カークと桜散の、桜散と理正の関係は、如何なる結末を迎えるのか?
赤煉瓦の街の物語は、ひとまず2つの結末へ辿り着く!
『……ここまでの話は、全てが終わった後、彼が私に話してくれたことだ――』
『これも、1つの結末。だが未来は1つではない――』
『何事にも恐れることなく、物事を選んでいくのが良いと、思いますよ?』